2022-02-03
コロナ禍で3年目の2月を迎えました。長門市立図書館では、年に一度、館内資料の点検・整理を行いますが、今年は、
2月14日(月)から18日(金)までの間、休館して作業をさせていただきます。
この業務を「蔵書点検」といい、お店でいうところの「棚卸」にあたります。市民
の皆様の貴重な財産である蔵書が無くなっていないか、実際に資料のある場所と
目録の内容が正しく一致しているかなどを確認するため、館内にある資料を一冊
一冊すべて点検します。今回の作業では約17万冊が点検対象となっています。
その他にも増加する蔵書を上手く管理するため書庫内の配架移動など日常では
出来ない作業を行っています。
図書館ではすべての資料に対して並べる位置と順序を決めていますが、利用
された後に正しい場所に戻らないことがあります。皆様が資料をお探しの際に目的
の資料にたどりつけるよう、図書館では日頃から資料をあるべき場所に並べなおす
作業(書架整理)を行っていますが、開館時間以外のわずかな時間ですべての棚を
整理することは大変困難です。そのため、年に一度すべての資料をチェックし、
正しい状態にする必要があります。
図書館は資料を収集するとともに保存することも重要な任務であると考えて
います。これからもなるべく休館期間を減らせるように、蔵書点検作業の効率化、
改善を目指してまいりますが、お求めの資料を確実に提供していくためには欠かせ
ない作業ですので、皆様のご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
なお、資料点検・整理による休館のため、2月13日(日)までの間、本館のみ
貸出冊数を倍増していますので、ご利用ください。