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2021-5-15

 コロナ禍で在宅時間が増え「本を読む」機会が増えています。
 民間の調査会社が全国の20歳から69歳までの男女を対象に実施した「読書に関する調査(2020年)」によると、 約2割の人がコロナ禍により読書量が増えたと回答しています。読書が癒しやストレス発散につながるという側面があることを改めて認識するとともに、 幸か不幸か「本を読む」ということを改めて考える機会となりました。
 新型コロナウィルス感染予防のため、行きたい場所に行けない、会いたい人、大切な人に会えない、そんなもどかしい日々を送っている人は少なくないと思います。 そんな時だからこそ、心を開放してくれる「本の力」を信じ、大切な人に届けたい皆さんお薦めの1冊を共有して、心を通わせてみませんか。
「自分の好きな本」
「大切な人と一緒に読みたい本」
「贈りものにしたい本」
「実際にプレゼントした本」
など、1冊の本を手にしたとき、思い浮かぶ顔があれば、それが届けたい本です。 そんなお薦めの1冊を紹介してください。
 絵本でも小説でもコミックでも、本のジャンルは問いません。長門市立図書館本館、ゆや分館に設置の応募用紙に、本の「タイトル」、「著者名」、「出版社」 と性別・年代を記入して応募箱に入れてください。募集期間は6月13日(日)までになります。
 ご紹介いただいた本は「今、大切な人に届けたい本=長門市版=」として、広く
紹介したいと思います。それが、多くの皆さんにとって、新しい本との出逢いの
きっかけになればと考えています。
 たくさんのご応募をお待ちしております。 見出し
 本はどんな快速帆船よりも速く
 私たちを遠くへ
 連れていってくれる。

 はつらつとした詩のページは
 どんな馬にもおとらない。

 本の旅ではどんなに貧しい人も
 ただで楽しめる。

 この安上がりの馬車は
 人の魂を乗せていってくれる。
       エミリー・ディキンスン(1830-86)