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2017-3-20

3月19日(日)に主催:山口県立図書館、共催:長門市立図書館のイベント、「子ども読書ネットワークフォーラム in 長門」が長門市立図書館にて開催されました。


 まずは長門市内のボランティア団体による、絵本とかみしばいの読み聞かせの実演から始まりました。
 みなさんベテランの話し手さんだけあって、元気いっぱいの子供たちも静かにおはなしの世界に入り込んでいる様子でした。
 話し手の方が交代して次の読み聞かせの準備をされている間には、歌に合わせて手遊びをしたりと子ども達を飽きさせない工夫もあり、参加された一般の方にも参考となったのではないでしょうか。

大型絵本の読み聞かせ
パネルシアターの読み聞かせ

科学絵本の読み聞かせ
かみしばいの読み聞かせ


おはなしの会の後は情報交換会。
各ボランティア団体の読み聞かせの手法・気になっていること等を相互に質問し、今後のボランティア活動に役立つ情報の交換を行いました。

おはなしの会で使われたパネルシアターに長門高校の生徒さんが興味を持ってくれたようで、実物を見ながら色々と話を聞いていました。

絵本・かみしばいの選び方に関する質問や、ボランティア団体の活動に関しての提案などが行われました。



午後からはフォーラムのメインイベント、絵本作家鈴木のりたけ氏の講演会です。
鈴木のりたけ氏は『しごとば』シリーズで有名な絵本作家さんで、新幹線の運転士をされていたこともあり、新幹線運転士の服装で登場!
『しごとば』が出来るまでの過程を絵描き歌やクイズを交えながら面白くお話していただきました。

まずは、新幹線の絵描き歌!

歌に合わせてどんどん絵が描きあがる様子に子ども達は興味津々!
実演のあとは、絵描き歌に挑戦! 歌のお陰か上手に描けていました。

これは鈴木先生が描いた新幹線、1枚は実演の時、1枚は子ども達と一緒に。

続いては、絵本『しごとば』からクイズを出題!
正解した人にはポストカードの賞品があると聞いて子ども達はテンションUP!(^^)


講演会は2時間という長丁場でしたが、鈴木先生のトークがとても面白く、途中絵描き歌やクイズなどもあり、大人だけでなく子ども達も最後まで楽しめた講演会でした。


そして講演会の後には、鈴木先生との交流会。
交流会ではみなさん持参された本に鈴木先生のサインとイラストを描いてもらっていました。
順番待ちをしている親子が『しごとば』を開きながら会話が弾んでいる様子も見られ、講演会を楽しんでいただけたんだなと思いました。

また、ボランティア団体がオススメする「読み聞かせ絵本」の展示とリストの配布も終日行われ、フォーラムに参加された方の参考となったのではないでしょうか。

1日を通して様々な読書活動に関するイベントを行いましたが、フォーラムに参加して頂いた皆様には、とても有意義な一日を過ごしていただけたのではないでしょうか。